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大学院受験のきっかけ
中小企業診断士になるためには1次試験合格後、2次試験に合格し、15日間の実務補修を受講することが基本的なコース。この他に1次試験合格後に「(登録」養成課程」に通う方法があります。
http://www.chusho.meti.go.jp/shindanshi/download/0417Yousei-TourokuKikan.pdf
大学院の修了資格も併せて得られるコースもあることを知り、これへの挑戦を決めていました。
なぜ、高校中退している自分がそんなことを考えたのかというと、だいぶ前のことだったので、それが10年前なのか15年前なのか覚えてもいませんし、その媒体も、新聞、雑誌、TV、ラジオのどれだったかも忘れてしまいましたがこんな話しでした。高卒で働いていた方が、その分野で第一人者になり、定年くらいになったときに大学院の後期課程から入学したという話しでした。
それを知ったときに決めたのが「じゃ、オレは高校中退だから大学院の前期課程から行ってみよう」ということでした。もう少し先になると漠然と思っていたのですが、結果的には40歳の春に大学院に入学することになります。
この話しをしたときによく聞かれるのが、「大学卒業してなくて大学院に入れるの?」という質問です。大学院の入試概要の最初には大学を卒業したものもしくは卒業見込みのものとあるのはご存知の方も多いともいますが、その最後のあたりに「本学が大学卒業と同程度の学力があると認めるもの」という項目があり、今野はそこで受験しました。
受験しましたと書きましたが、実際には受験すらさせてもらえない学校もありました。
大学院受験1校目
高校中退ですが受験できますかと、問い合わせたところ、「受験できません」との回答がありました。
大学院受験2校目
「大学卒業と同程度の学力・・・・」に関しても試験の際に判断させていただきますので、受験料を払って受験を申し込んで試験を受けに来てくださいとの回答。
試験ですが、受験者同士のグループ面接(ディスカッション)と試験官との面接。つまり、この一連の対応で「大学卒業と同程度の学力・・・・」もみるということになります。久しぶりに緊張しましたが、先に行われたグループ面接で話しがイマイチ盛り上がらなかったのでファシリテーション的な役割をやってみたところ、他の受験者の方が慌てて自分が主導権をとろうとするのには噴出しそうになりました(笑)もちろん、主導権を譲りましたよ。
たまたまだと思いますが、その後の個別面接の順番が最後で1時間半くらい待たされました。それを迎えに来た担当者が必要以上に「お待たせしてスイマセン」を連発する姿を見て、何の根拠もなく受かった!と、思いました。
ということで無事に合格。
大学院受験3校目
結果的にお世話になることになる東洋大学。受験を認めてもらうまでが大変でした。
資格試験の合格証書などを提出しなんとか「受験を認める。これは入学を認めるものではない」という書面をなんとかゲット。合格通知をもらったときよりも嬉しかったかもしれません。
ということで受験会場へ。
この時点で2校目の合格通知がきていたため、2校目にお世話になるつもりでいたので2校目とはうってかわって、とっても気楽に受験。
これがよかったのか、合格通知がきました。
ここで迷いが。どっちにいくべきか?
相談する人が皆さん3校目に行くほうがいいとおっしゃるので珍しくまわりの意見に乗っかってみることにしました。他を知らないのでなんともいえませんが、この選択でよかったと思っております。そうしなくてはいけないですし。